ソクマル助産師

A ちゃん(6 か月、男児)は、救急外来に搬送された。母親は「A ちゃんが泣き止…

A ちゃん(6 か月、男児)は、救急外来に搬送された。母親は「A ちゃんが泣き止まないため、父親があやすつもりで強く揺さぶったところ、しばらくしたらぐったりした」と話している。A ちゃんは、CT 検査の結果、硬膜下血腫が確認された。外見上の外傷は認められなかった。このときA ちゃんに生じている可能性が高いのはどれか。

解説

正解は⑵です。乳児を強く揺さぶると、頭が大きく重いのに対して首の筋肉が弱いため、脳が頭蓋内で揺れて架橋静脈が切れ、硬膜下血腫が生じます。これを揺さぶられっこ症候群といい、硬膜下血腫、眼底出血、びまん性脳損傷が三つの特徴です。外見に傷がなくても起こるため、眼底検査を行って出血の有無を確かめます。下血や鼓膜穿孔、股関節脱臼は、この受傷機転からは説明できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成

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