会陰切開の縫合部痛を訴えている褥婦へのケアで正しいのはどれか。
会陰切開の縫合部痛を訴えている褥婦へのケアで正しいのはどれか。
- ⑴ 仰臥位を勧める。仰臥位では縫合部に体重がかかります。側臥位を勧めるほうが痛みを和らげられます。
- ⑵ シャワー浴を禁止する。シャワー浴は創部を清潔に保ち治癒を助けます。禁止する必要はありません。
- ⑶ 会陰部への冷罨法を勧める。局所を冷やすことで腫脹と炎症が抑えられ、分娩後早期の疼痛が和らぎます。
- ⑷ 産褥期の性交痛とは関連しないことを伝える。会陰の傷は産褥期の性交痛と関わります。関連しないと伝えるのは誤りです。
解説
正解は⑶です。会陰切開の縫合部痛には、分娩後の早い時期は冷罨法が有効です。局所を冷やすことで腫脹と炎症が抑えられ、痛みが和らぎます。仰臥位では縫合部に圧がかかるため側臥位を勧め、円座などで座り方も工夫します。シャワー浴は創部を清潔に保ち治癒を助けるため禁止しません。会陰の傷は産褥期の性交痛と関わるため、関連しないと伝えるのは誤りで、産後の性生活についての相談にもつなげましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成