サイトメガロウィルスの母子感染で正しいのはどれか。
サイトメガロウィルスの母子感染で正しいのはどれか。
- ⑴ 発生頻度は0.01 % 程度である。日本での発生頻度はおよそ0.2〜0.3%です。0.01%という値は実際より大幅に低い数字です。
- ⑵ 新生児尿の核酸検査で診断する。生後3週以内の新生児尿から核酸検査でウイルスを検出することが診断の基本です。
- ⑶ 近年の妊婦の抗体保有率は上昇している。衛生環境の向上により妊婦の抗体保有率はむしろ低下しています。
- ⑷ 妊娠以前に感染の既往がある妊婦では発生しない。既往感染があっても再活性化や再感染により母子感染が起こります。
解説
正解は⑵です。先天性サイトメガロウイルス感染症は、生後3週以内に採取した新生児の尿から核酸検査(PCR)でウイルスを検出することで診断します。日本での発生頻度はおよそ0.2〜0.3%で、0.01%よりはるかに高い頻度です。衛生環境がよくなったことにより妊婦の抗体保有率はむしろ下がっており、そのぶん初感染の機会が増えています。既往感染があっても再活性化や再感染により母子感染が起こります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成