妊娠初期にみられる生殖器の変化で正しいのはどれか。
妊娠初期にみられる生殖器の変化で正しいのはどれか。
- ⑴ 子宮頸部は茶褐色を示す。妊娠による色調の変化は紫青色(リビド着色)です。茶褐色にはなりません。
- ⑵ 子宮体部は非対称性に増大する。着床した側が膨らんで左右非対称に大きくなるPiskacek徴候がみられます。
- ⑶ 卵巣は妊娠8 週までに縮小する。妊娠黄体が形成されるため、卵巣は妊娠初期に縮小しません。
- ⑷ 子宮内膜に子宮体部の全血流量の90 % が分布するようになる。子宮の血流の大半は胎盤へ向かいます。子宮内膜に9割が分布するわけではありません。
解説
正解は⑵です。妊娠初期には、着床した側の子宮壁が柔らかくなって膨らむため、子宮体部は左右非対称に大きくなります。これをPiskacek徴候といい、妊娠2か月ころに触れやすくなります。妊娠によって色調が紫青色を帯びるのは腟壁や腟部で、茶褐色にはなりません。卵巣には妊娠黄体が形成されるため縮小せず、子宮の血流はほとんどが胎盤側へ向かい、子宮内膜に9割が分布するわけではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成