産後の授乳について母乳栄養または人工栄養にするか迷っている初妊婦に対して、助産師…
産後の授乳について母乳栄養または人工栄養にするか迷っている初妊婦に対して、助産師は具体的な授乳のイメージができるように説明し「一緒に考えましょう」と伝えた。このときの助産師の対応は、倫理原則のうちどれか。
- ⑴ 正義正義は資源や機会を公平に配分する原則です。この場面の対応には当てはまりません。
- ⑵ 善行善行は相手の利益になるよう積極的に働きかける原則で、方法を本人が選べるよう支える場面とは異なります。
- ⑶ 無危害無危害は害を与えないという原則です。この対応の中心にある考え方ではありません。
- ⑷ 自律尊重情報を伝えたうえで本人が自分で決められるよう支える関わりであり、自律尊重にあたります。
解説
正解は⑷です。自律尊重は、本人が十分な情報を得たうえで自分で決められるように支える考え方です。助産師は授乳方法を決めつけず、具体的なイメージがもてるよう説明し、一緒に考える姿勢を示しており、この原則に当たります。善行は相手の利益になるよう行動すること、無危害は害を与えないこと、正義は限られた資源を公平に配分することを指します。どの原則も大切ですが、この場面で最も表れているのは自律尊重です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成