ソクマル助産師

A さんは実家で家族の支援を受けて子育てをすることになり、母子は日齢7 に退院し…

次の文を読み48~50 の問いに答えよ。A さん(21 歳、大学生、未婚)は腹痛を主訴に救急外来を受診した。A さんの意識は清明で、体温38.0 ℃、脈拍85/分、整、血圧118/78 mmHg であった。診察の結果、A さんは陣痛発来しており、内診所見では既に破水しており、子宮口全開大、Station +2 であった。児は頭位で推定体重は3,000 g。A さんは1 人暮らしで、特定のパートナーはおらず妊娠の自覚もなく、1 年以上病院への受診歴はない。HIV 抗体陰性、HBs 抗原陰性、HCV 抗体陽性、梅毒スクリーニング検査陰性、新型コロナウイルス〈SARS-CoV-2〉PCR 検査陰性、胸部エックス線写真で肺野に異常陰影は認められない。
A さんは実家で家族の支援を受けて子育てをすることになり、母子は日齢7 に退院した。退院後3 日の夜、産科病棟にA さんから電話があり、児の臍が取れた後、浸出液が認められると相談があった。A さんは、児の臍は湿潤しており、淡黄色の浸出液が少量認められるが悪臭はなく、臍周囲の発赤・腫脹も臍出血も認めず、発熱もなく元気で哺乳も良好であると話した。助産師の説明で適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。臍帯が脱落した直後は、少量の淡黄色の浸出液がみられることがよくあります。悪臭や周囲の発赤・腫脹がなく、発熱もなく哺乳も良好であれば、乾燥を保つだけで自然に治ります。オムツを臍より下で留めて臍を外に出し、蒸れないようにすることが適切な助言です。沐浴は続けて洗い、よく乾かします。消毒薬の連用は皮膚を傷めるため行わず、この所見で救急受診を勧める必要はありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成

この回を通して解く