妊娠中期に発症した妊娠糖尿病で母体の血糖値の管理が不十分である場合、妊娠後期に生…
妊娠中期に発症した妊娠糖尿病で母体の血糖値の管理が不十分である場合、妊娠後期に生じやすいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 胎児構造異常構造異常は器官形成期の高血糖で問題になります。中期発症の妊娠糖尿病では当てはまりません。
- ⑵ 前置胎盤前置胎盤は着床の位置によるもので、血糖の管理とは関係しません。
- ⑶ 羊水過多胎児の高血糖により尿量が増えるため、羊水過多が起こりやすくなります。
- ⑷ 過期産過期産は妊娠期間の問題であり、血糖管理とは関係しません。
- ⑸ 巨大児胎児の高インスリン血症により過剰に発育し、巨大児になりやすくなります。
解説
正解は⑶と⑸です。母体の高血糖は胎盤を通って胎児に伝わり、胎児は高インスリン血症となって過剰に発育するため巨大児になりやすくなります。また胎児の高血糖により尿量が増えることから羊水過多も起こりやすくなります。胎児の構造異常は器官形成期にあたる妊娠初期の高血糖で問題になるもので、中期に発症した妊娠糖尿病では当てはまりません。前置胎盤や過期産は血糖管理と関係しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成