淋菌感染症について正しいのはどれか。
淋菌感染症について正しいのはどれか。
- ⑴ 多剤耐性淋菌の発生は減少傾向である。多剤耐性淋菌はむしろ増える傾向にあり、治療薬の選択が難しくなっています。
- ⑵ 性器感染者の0.1 % に咽頭感染を認める。咽頭感染は性器感染者の1〜3割にみられます。0.1%という値は実際より大幅に低い数字です。
- ⑶ 女性感染者の子宮頸管炎の帯下は水様透明である。女性の子宮頸管炎では帯下は膿性になります。水様透明ではありません。
- ⑷ 男性感染者の尿道炎では灼熱感のある排尿痛が出現する。男性の尿道炎では灼熱感のある強い排尿痛と膿性分泌物が典型的な症状です。
解説
正解は⑷です。淋菌性尿道炎では、感染から2〜7日で強い排尿痛と膿性の尿道分泌物が現れ、灼熱感を伴う痛みが典型的な症状です。女性の子宮頸管炎では帯下は膿性となり、水様透明ではありません。また性器に感染している人の1〜3割に咽頭感染がみられ、オーラルセックスを介して広がります。抗菌薬が効きにくい多剤耐性淋菌はむしろ増える傾向にあり、治療の選択が難しくなっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成