A さんの分娩を担当した助産師は助産録を記載した。助産録について正しいのはどれか…
次の文を読み50~52 の問いに答えよ。A さん(36 歳、初妊婦、専業主婦)は夫(35 歳、会社員)と2 人暮らしである。A さんは双胎妊娠で、妊娠高血圧症候群を合併していたため、妊娠34 週から管理入院していた。面会に来た夫から助産師に対して「出産育児一時金について教えてほしい」と相談があった。
A さんの分娩を担当した助産師は助産録を記載した。助産録について正しいのはどれか。
- ⑴ 第1 子、第2 子それぞれに作成する。助産録は妊産婦ごとに作成します。児ごとに作るものではありません。
- ⑵ 新生児の所見の記載義務は医師が負う。児の所見も助産録の記載事項であり、助産師が記載します。
- ⑶ 帝王切開分娩の記載は医師の診療録を代用する。助産師が関わった内容は助産録に記載します。医師の診療録で代用することはできません。
- ⑷ 緊急手術に関するインフォームド・コンセントの内容は記載事項に含まれる。実施した説明と同意の内容も助産録の記載事項に含まれます。
解説
正解は⑷です。助産録は保健師助産師看護師法により、分娩の介助をした助産師が遅滞なく記載し、5年間保存することが義務づけられています。記載事項には、妊産婦の経過や分娩の経過、児の所見に加え、実施した説明と同意の内容も含まれるため、緊急手術に関するインフォームド・コンセントの内容も記載します。助産録は妊産婦ごとに作成するもので児ごとではなく、医師の診療録で代用することもできません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成