産科危機的出血への対応指針に示されている産科危機的出血の定義に当てはまるのはどれ…
産科危機的出血への対応指針に示されている産科危機的出血の定義に当てはまるのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 出血の持続処置を行っても出血が続く状態は、危機的出血と判断する目安の一つです。
- ⑵ Hb 値6.8 g/dLHb値は出血直後には下がりきらないため、危機的出血の判断指標にはなりません。
- ⑶ 産科DIC スコア7 点産科DICスコアは8点以上が目安です。7点では基準を満たしません。
- ⑷ ショックインデックス1.5ショックインデックス1.5以上は、およそ2,500 mLの出血に相当する目安です。
- ⑸ 経腟分娩後24 時間以内の出血量500 mL経腟分娩後500 mLは分娩時異常出血の目安で、危機的出血の定義ではありません。
解説
正解は⑴と⑷です。産科危機的出血への対応指針では、ショックインデックス(心拍数を収縮期血圧で割った値)が1.5以上であること、産科DICスコアが8点以上であること、そして止血しても出血が持続することを、危機的出血と判断する目安としています。Hb値は出血直後には下がりきらないため指標になりません。経腟分娩で500 mL、帝王切開で1,000 mLという値は分娩時異常出血の目安で、危機的出血の定義ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成