胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子はどれか。 2 つ選べ。
胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 性器クラミジア感染症性器クラミジア感染症は異所性妊娠や不妊と関連します。胎児発育不全の要因ではありません。
- ⑵ 甲状腺機能亢進症代謝が亢進して母体の消耗が大きくなり、胎児への栄養供給が不足しやすくなります。
- ⑶ 帝王切開の既往帝王切開の既往は前置胎盤や癒着胎盤と関連します。発育不全の要因ではありません。
- ⑷ 妊娠前のやせ非妊時のやせは栄養の予備が乏しく、胎児発育不全の代表的なリスク因子です。
- ⑸ 経産婦経産婦であること自体は胎児発育不全のリスク因子にはなりません。
解説
正解は⑵と⑷です。胎児発育不全の母体側のリスク因子には、非妊時のやせや妊娠中の体重増加不良、喫煙、飲酒、妊娠高血圧症候群、そして甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患があります。甲状腺機能亢進症では代謝が亢進して母体の消耗が大きくなり、胎児への栄養供給が不足しがちです。性器クラミジア感染症は異所性妊娠や不妊、帝王切開の既往は前置胎盤などと関連しますが、胎児発育不全のリスク因子ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成