更年期障害に対するホルモン補充療法を行う際に、慎重投与ないしは条件付きでの投与が…
更年期障害に対するホルモン補充療法を行う際に、慎重投与ないしは条件付きでの投与が可能なのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 原因不明の不正性器出血のある者原因不明の不正性器出血は、子宮体癌などを見落とす危険があるため禁忌です。
- ⑵ 子宮内膜症の既往のある者子宮内膜症の既往は再燃に注意しながら慎重に投与すれば使用できる条件です。
- ⑶ 心筋梗塞の既往のある者心筋梗塞の既往は血栓症の危険が高く、禁忌とされています。
- ⑷ 脳卒中の既往のある者脳卒中の既往も血栓症の危険が高く、禁忌とされています。
- ⑸ 片頭痛のある者片頭痛は症状の変化に注意しながら慎重に投与すれば使用できる条件です。
解説
正解は⑵と⑸です。ホルモン補充療法では、原因不明の不正性器出血、乳癌や子宮内膜癌の既往、重い肝機能障害、血栓症や心筋梗塞・脳卒中の既往が禁忌とされます。一方、子宮内膜症や子宮筋腫の既往、片頭痛、肥満、糖尿病、胆囊炎などは慎重に投与すれば使用できる条件にあたります。禁忌と慎重投与を分けて覚えておくことが大切です。開始前には子宮体癌や乳癌の検査を行い、出血の原因を確かめておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成