ソクマル助産師

在胎28 週0 日、体重1,200 g で緊急帝王切開で出生した男児。Apgar…

在胎28 週0 日、体重1,200 g で緊急帝王切開で出生した男児。Apgar〈アプガー〉スコアは1 分後3 点で、気管挿管後にNICU に入院し、呼吸窮迫症候群〈RDS〉と診断された。肺サーファクタント補充療法後、人工呼吸管理を開始し、いったん呼吸状態は安定した。児は2 時間後に突然徐脈になり、皮膚色が蒼白になった。急変の原因で最も考えられるのはどれか。

解説

正解は⑵です。呼吸窮迫症候群でサーファクタントを投与すると肺が急に広がりやすくなり、人工呼吸の圧が一部に集中して肺胞が破れ、気胸を起こすことがあります。空気が胸腔にたまって心臓や大血管を圧迫すると、静脈還流が妨げられて突然の徐脈と蒼白、血圧低下をきたします。これが緊張性気胸で、直ちに脱気が必要です。無気肺や慢性肺疾患、未熟児貧血、脳室周囲白質軟化症は、このような急激な変化を説明できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題