妊娠初期の使用で催奇形性が明らかである薬剤はどれか。
妊娠初期の使用で催奇形性が明らかである薬剤はどれか。
- ⑴ インドメタシンインドメタシンで問題になるのは妊娠後期の動脈管早期閉鎖です。催奇形性ではありません。
- ⑵ 低用量経口避妊薬低用量経口避妊薬に催奇形性は示されておらず、妊娠に気付かず内服しても問題になりません。
- ⑶ ヒドララジン塩酸塩ヒドララジン塩酸塩は妊娠高血圧症候群の治療にも用いられ、催奇形性は示されていません。
- ⑷ メトホルミン塩酸塩メトホルミン塩酸塩に催奇形性は示されていません。
- ⑸ ワルファリンカリウム胎盤を通過し、妊娠初期の使用で鼻や骨の形成異常を起こすことが知られています。
解説
正解は⑸です。ワルファリンカリウムは胎盤を通過し、妊娠6〜12週に使用すると鼻や骨の形成異常を特徴とするワルファリン胎芽病を起こすことが知られており、催奇形性が明らかな薬剤です。妊娠を希望する場合はヘパリンへの変更を検討します。インドメタシンは妊娠後期に動脈管の早期閉鎖を招く薬、ヒドララジン塩酸塩は妊娠高血圧症候群に用いられる薬、メトホルミン塩酸塩も催奇形性は示されていません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成