正常経過である妊婦のリスクとその影響の組合せで正しいのはどれか。
正常経過である妊婦のリスクとその影響の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 歯周病 ― 低出生体重児歯周病の炎症が子宮収縮を促し、早産や低出生体重児の危険を高めることが報告されています。
- ⑵ 30 分の水泳 ― 切迫早産30分程度の水泳は経過が順調な妊婦に勧められる運動で、切迫早産を招くものではありません。
- ⑶ 過度の日焼け ― 児のビタミンD 欠乏症母体の日焼けと児のビタミンD欠乏は結びつきません。むしろ日光はビタミンDの合成に関わります。
- ⑷ カフェインの摂取 ― 巨大児カフェインの過剰摂取で問題になるのは低出生体重児です。巨大児ではありません。
解説
正解は⑴です。妊娠中の歯周病は、炎症性のサイトカインやプロスタグランジンを介して子宮収縮を促すと考えられており、早産や低出生体重児の危険を高めることが報告されています。妊娠中も歯みがきを続け、歯科健診を受けるよう勧めます。30分程度の水泳は経過が順調な妊婦には勧められる運動です。日焼けと児のビタミンD欠乏は結びつかず、カフェインの過剰摂取で問題になるのは低出生体重児で、巨大児ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成