新生児の呼吸障害の症状とその原因の組合せで正しいのはどれか。
新生児の呼吸障害の症状とその原因の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 呻吟 ― 呼吸中枢の未熟性呻吟は肺胞の虚脱を防ぐために呼気を絞る動きです。呼吸中枢の未熟性によるものではありません。
- ⑵ 多呼吸 ― 高い気道抵抗多呼吸は1回換気量の小ささを回数で補うために生じます。気道抵抗が主な原因ではありません。
- ⑶ 陥没呼吸 ― 胸郭の脆弱性肋骨が軟らかく筋肉も弱いため、吸気時の陰圧で胸壁が引き込まれて陥没呼吸となります。
- ⑷ 無呼吸発作 ― 小さなガス交換面積無呼吸発作は呼吸中枢の未熟性によって起こります。ガス交換面積の小ささではありません。
解説
正解は⑶です。新生児の胸郭は肋骨が軟らかく筋肉も弱いため、吸気時に胸腔内が強い陰圧になると胸壁が引き込まれ、陥没呼吸として現れます。呻吟は肺胞の虚脱を防ぐために声門を狭めて呼気を絞る動きで、呼吸中枢の未熟性によるものではありません。多呼吸は1回換気量が小さいことを回数で補うために生じ、無呼吸発作は呼吸中枢の未熟性によって起こります。症状と原因の対応を整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成