ソクマル助産師

日齢1 の新生児。頭位経腟分娩での出生時、肩甲の娩出に時間がかかりMcRober…

日齢1 の新生児。頭位経腟分娩での出生時、肩甲の娩出に時間がかかりMcRoberts〈マックロバーツ〉法が実施された。出生体重4,150 g。安静時の視診では頭頸部や四肢、肢位に異常を認めなかった。把握反射はあり左右差は認めなかったが、Moro〈モロー〉反射が左右非対称だった。児に着衣しようとしたところ突然激しく啼泣したが、啼泣時の口角は左右対称でゆがみはない。児の状態で最も考えられるのはどれか。

解説

正解は⑴です。肩甲難産で娩出に時間がかかった4,150 gの児で、Moro反射が左右非対称、着衣のときに激しく泣くという所見は、鎖骨骨折を示します。折れた側は痛みのために動かさないので反射が弱く、腕を動かす着衣で痛みが強まります。把握反射に左右差がないため上腕神経叢の麻痺は考えにくく、口角にゆがみがないため顔面神経麻痺も否定的です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成

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