30 歳の初産婦、既往歴なし。妊娠経過を以下に示す。妊娠週数 16 週6 日 2…
30 歳の初産婦、既往歴なし。妊娠経過を以下に示す。妊娠週数 16 週6 日 26 週6 日 28 週6 日 30 週6 日子宮底長(cm) 14 23 24 25腹 囲(cm) 78 83 84 85体 重(kg) 58.0 61.0 61.8 62.5血 圧(mmHg) 112/58 128/76 130/88 150/103浮 腫 (-) (-) (-) (-)尿蛋白 (-) (±) 2 + 3 +尿糖 (-) (-) (-) (-)推定胎児体重(g) 915 1,100 1,200妊娠30 週6 日の状態で考えられるのはどれか。
- ⑴ 妊娠高血圧尿蛋白を伴わない場合の呼び方です。
- ⑵ 高血圧合併妊娠妊娠前から高血圧がある場合の呼び方です。
- ⑶ 妊娠高血圧腎症妊娠20週より後の高血圧に尿蛋白が加わっており、これにあたります。
- ⑷ 加重型妊娠高血圧腎症もとの高血圧に腎症が加わった場合の呼び方です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。妊娠20週より後に初めて高血圧となり、尿蛋白を伴う場合を妊娠高血圧腎症といいます。この妊婦は16週6日の時点で血圧112/58 mmHg・尿蛋白(−)でしたが、30週6日に血圧150/103 mmHg・尿蛋白3+となっており、これにあたります。尿蛋白を伴わなければ妊娠高血圧、妊娠前から高血圧があれば高血圧合併妊娠、それに腎症が加わった場合が加重型です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成