細菌性腟症について正しいのはどれか。
細菌性腟症について正しいのはどれか。
- ⑴ 原因菌はカンジダである。カンジダによるものは腟カンジダ症で、別の病気です。
- ⑵ 腟内pH が4.0 以下に低下する。乳酸が減るためpHは4.5を超えて上昇します。
- ⑶ 腟内の乳酸桿菌量の減少を認める。腟内を酸性に保つ菌が減ることが、この状態の本質です。
- ⑷ 帯下の肉眼的所見で確定診断できる。見た目だけでは確定できず、pHやclue cellの確認を併せます。
解説
正解は⑶です。細菌性腟症は、腟内を酸性に保っている乳酸桿菌が減り、代わりに嫌気性菌などが増えた状態です。乳酸が減るため腟内のpHは4.5を超えて上昇します。原因はカンジダではなく、複数の細菌の増加です。診断は、灰白色でさらさらした帯下、pHの上昇、アミン臭試験、clue cellの確認などを組み合わせて行い、帯下の見た目だけでは確定できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成