子宮内膜症について正しいのはどれか。
子宮内膜症について正しいのはどれか。
- ⑴ 卵巣癌のリスク因子である。囊胞が明細胞癌や類内膜癌に移行することがあるためです。
- ⑵ エストロゲン貼付薬を治療に用いる。エストロゲンは病巣を悪化させるため、治療には用いません。
- ⑶ 自覚症状を認めることはまれである。月経困難症や慢性の骨盤痛といった症状はよくみられます。
- ⑷ プロゲステロンに依存する疾患である。エストロゲンに依存して増殖する病気です。
解説
正解は⑴です。子宮内膜症、とくに卵巣チョコレート囊胞は、長い経過のなかで明細胞癌や類内膜癌に移行することがあり、卵巣癌の危険因子とされます。40歳以上や囊胞が大きい場合は定期的な経過観察が必要です。エストロゲンに依存して悪化する病気なので、エストロゲン貼付薬は治療に用いず、黄体ホルモン薬などで病巣を抑えます。月経困難症や慢性の骨盤痛といった自覚症状はよくみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成