A さんは「夫の仕事が忙しくなって帰宅が遅く、予想よりB の世話に手がかかります…
次の文を読み50~52 の問いに答えよ。A さん(35 歳、経産婦、会社員)は3,000 g の男児を正常分娩で出産した。会社員の夫とB ちゃん(2 歳2 か月、長女)の4 人暮らし。助産師は保健センターから新生児訪問事業の委託を受けて、生後21 日に訪問した。
A さんは「夫の仕事が忙しくなって帰宅が遅く、予想よりB の世話に手がかかります。夕方は赤ちゃんの世話と夕食の支度で精一杯です。どうしたらいいですか」と尋ねた。助産師の提案で適切なのはどれか。
- ⑴ 子育て講演会への参加を勧める。講演会に出かけること自体が負担になり、今の困りごとは解決しません。
- ⑵ 養育支援訪問事業の利用を勧める。この事業は支援が特に必要と判断された家庭を対象としています。
- ⑶ ファミリーサポートセンターの利用を勧める。必要な時間帯だけ預かりや送迎を頼めるため、夕方の負担を減らせます。
- ⑷ 2 歳児を対象とした自治体の育児教室を紹介する。育児教室は学びの場であり、家事と育児が重なる時間帯の助けにはなりません。
- ⑸ 夜間養護等事業〈トワイライトステイ事業〉の利用を勧める。夜間の預かりを行う事業で、夕方の状況には合いません。
解説
正解は⑶です。Aさんが困っているのは、夕方に上の子の世話と家事が重なって手が足りないことです。ファミリーサポートセンターは、地域の会員が子どもの預かりや送迎を有償で引き受ける仕組みで、必要な時間帯だけ助けを頼めます。養育支援訪問事業は支援が特に必要な家庭が対象、夜間養護等事業は夜間の預かりで、いずれも今回の状況とは合いません。講演会や育児教室は当面の負担を減らしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成