正期産の分娩進行中に間欠的胎児心拍数聴取で異常がない場合でも、児の娩出まで胎児心…
正期産の分娩進行中に間欠的胎児心拍数聴取で異常がない場合でも、児の娩出まで胎児心拍数陣痛図による連続的モニタリングを行うことが必要なのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 破水後破水しただけでは、連続的な監視が必要な条件にはあたりません。
- ⑵ 身長150 cm 以下身長が低いことは児頭骨盤不均衡の目安であり、監視の条件ではありません。
- ⑶ 妊娠高血圧症候群胎盤の機能が落ちやすく、胎児が低酸素に陥る危険があるためです。
- ⑷ 胎児推定体重2,000 g 未満発育が抑えられている児は予備能が乏しく、連続した監視が必要です。
- ⑸ B 群溶血性レンサ球菌〈GBS〉陽性この菌が陽性の場合に必要なのは分娩中の抗菌薬の点滴です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶と⑷です。分娩中の胎児心拍数の監視は、間欠的な聴取で異常がなくても、胎盤の機能が落ちていて低酸素に陥りやすい場合には連続的に行います。妊娠高血圧症候群と胎児推定体重2,000 g未満は、いずれもその代表的な状態です。破水後、身長150 cm以下、B群溶血性レンサ球菌陽性は、それだけでは連続的な監視が必要な条件とはされていません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成