骨産道について正しいのはどれか。
骨産道について正しいのはどれか。
- ⑴ 類人猿型は正常な骨盤入口部の形状である。正常な入口部の形は女性型です。類人猿型は前後に長い形になります。
- ⑵ 骨盤腔の区分で最も広いのは骨盤濶部である。骨盤腔の区分で最も広く、児頭はここで回旋しながら下降します。
- ⑶ 解剖学的真結合線は岬角の中央と恥骨結合後面との最短距離である。恥骨結合後面との最短距離は産科的真結合線です。解剖学的真結合線は上縁との距離です。
- ⑷ 仙骨の形状のエックス線撮影での評価はMartius〈マルチウス〉法で行う。仙骨の形の評価にはグースマン法を用います。
解説
正解は⑵です。骨盤腔は入口部・濶部・峡部・出口部に分けられ、このうち最も広いのが濶部です。児頭はここで回旋しながら下降します。骨盤入口部の形として正常なのは女性型(婦人型)で、類人猿型は前後に長い形です。解剖学的真結合線は岬角の中央と恥骨結合上縁を結ぶ線で、後面との最短距離は産科的真結合線です。仙骨の形の評価にはグースマン法を用い、マルチウス法は側面から骨盤を計測する方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成