新生児の体温調節で正しいのはどれか。2つ選べ。
新生児の体温調節で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 低出生体重児は褐色脂肪組織が多い。褐色脂肪組織は妊娠後期に蓄えられ、低出生体重児では少なくなります。
- ⑵ 発汗機能が未熟で低体温になりやすい。発汗機能の未熟さは、低体温ではなく高体温につながります。
- ⑶ 熱産生は主に筋収縮による震えによって行う。熱産生は震えではなく、褐色脂肪組織の分解によって行われます。
- ⑷ 代謝性アシドーシスの原因として低体温がある。低体温は酸素消費を増やし、代謝性アシドーシスを招きます。
- ⑸ 体表面積が体積に比べて大きく熱喪失が大きい。体表面積が相対的に大きく、熱が逃げやすくなっています。
解説
正解は⑷と⑸です。新生児は体重あたりの体表面積が大きく、皮下脂肪も薄いため熱が逃げやすくなっています。低体温になると酸素消費が増えて嫌気性代謝が進み、代謝性アシドーシスを起こします。熱産生は震えではなく褐色脂肪組織の分解によって行われ、この組織は低出生体重児では少なく、発汗機能が未熟だと高体温になりやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成