ソクマル助産師

A さんは妊娠中期に妊娠糖尿病と診断されたが、食事療法で血糖コントロールはできて…

次の文を読み53〜55 の問いに答えよ。A さん(39 歳、アルバイト)は、3年前からパートナーと同居しはじめたが入籍はしていない。2年半前に流産し、その後、避妊をせずに性交を行っているが、妊娠しない状況が続いている。A さんは、そのうち子どもができるだろうと考えていたが、40 歳の誕生日が近づき年齢を意識するようになってから、焦りのような不安な気持ちになった。A さんは、市の不妊専門相談センターを訪問し、助産師に「流産した後、妊娠しません。子どもが欲しいと思っているのですが、私の年齢で自然な妊娠は無理なのかと心配です」と話した。
A さんは妊娠中期に妊娠糖尿病と診断されたが、食事療法で血糖コントロールはできている。妊娠36 週の妊婦健康診査時、A さんが「実は、妊娠が分かったころに、彼(パートナー)は仕事を解雇されてしまい、ふさぎ込んで実家に帰ってしまいました。今、私は1人で生活しています。これから生活していけるのか心配です。妊娠しなければよかった」と話す。担当した助産師は、保健センターと連携した方が良いと判断し、A さんに保健センターに情報提供することについて同意を求めたが拒否された。このときの助産師の対応で適切なのはどれか。

解説

正解は⑷です。パートナーを失い一人で生活し、妊娠しなければよかったと話すAさんは、産後の養育が困難になりうる特定妊婦にあたります。この場合は母子保健法と児童福祉法に基づき、本人の同意がなくても市町村へ情報提供できます。パートナーとの話し合いを促すことや経過をみることでは、出産までに支援が整いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成

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