胎児の呼吸器系の発生で正しいのはどれか。
胎児の呼吸器系の発生で正しいのはどれか。
- ⑴ 肺水の組成は羊水とは異なる。肺胞上皮から分泌される液体で、羊水とは組成が異なります。
- ⑵ 肺胞は在胎30 週ころに完成する。肺胞の形成は在胎24週ころに始まり、生後も続きます。
- ⑶ 在胎10 週には呼吸細気管支の分枝が完成する。呼吸細気管支の分枝が完成するのは在胎16週ころです。
- ⑷ 肺サーファクタントの分泌は在胎30 週ころがピークである。肺サーファクタントが十分になるのは在胎34週ころです。
解説
正解は⑴です。肺水は肺胞上皮から分泌される液体で、塩素イオンが多く蛋白が少ないなど、羊水とは組成が異なります。肺胞が完成するのは生後も続く過程で、在胎24週ころから形成が始まります。呼吸細気管支の分枝が完成するのは在胎16週ころです。肺サーファクタントの分泌は在胎34週ころに十分な量に達し、これより早い出生では呼吸窮迫症候群が起こりやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成