サイトメガロウイルス感染症で正しいのはどれか。2つ選べ。
サイトメガロウイルス感染症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 母体感染では不顕性感染が多い。母体感染は症状が出ないことが多く、気づかれにくくなります。
- ⑵ 胎内感染により児に難聴が生じる。先天感染により、難聴が生じることが知られています。
- ⑶ 母子感染予防のために帝王切開が有効である。帝王切開による予防の効果は示されていません。
- ⑷ 生殖年齢女性の抗体保有率が近年上昇している。生殖年齢女性の抗体保有率は、近年低下しています。
- ⑸ 妊娠中の初感染時に胎児感染に至る可能性は1% 以下である。初感染での胎児感染率は約4割とされています。
解説
正解は⑴と⑵です。サイトメガロウイルスに母体が感染しても症状が出ないことが多く、気づかれないまま胎児に感染します。先天感染では難聴のほか小頭症や精神運動発達遅滞を生じ、難聴は出生時に症状がなくても後から現れることがあります。帝王切開に予防の効果はなく、抗体保有率は近年低下し、初感染での胎児感染率は約4割です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成