A さん(28 歳、初産婦)。妊娠16 週0日。分娩予約の目的で病院を1人で受診…
A さん(28 歳、初産婦)。妊娠16 週0日。分娩予約の目的で病院を1人で受診した。外来受診時に助産師は、A さんの顔面の出血斑に気付き、ドメスティックバイオレンス〈DV〉を疑った。このときの助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 顔面の出血斑の原因を聞く。本人に事実を確かめることが、支援の出発点になります。
- ⑵ ソーシャルワーカーを紹介する。事実を確かめないまま紹介しても、支援にはつながりません。
- ⑶ 配偶者暴力相談支援センターに連絡する。本人の同意なく外部機関へ連絡することはできません。
- ⑷ 次回の妊婦健康診査時にDV スクリーニングを行う。次回まで待つ間に、被害が続くおそれがあります。
解説
正解は⑴です。暴力が疑われる場面では、まず本人に事実を確かめることが出発点になります。責めることなく心配していると伝えて尋ねることで、本人が話す機会が生まれます。本人の同意がないまま他機関へ紹介したり連絡したりすることはできず、次回まで待つと被害が続くおそれがあるため、この場で確かめます。安全を確かめたうえで、本人の意思を尊重しながら支援先につないでいきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成