家庭内で幼児が誤飲した。児の全身状態は良好で、嘔気はみられない。受診前の初期対応…
家庭内で幼児が誤飲した。児の全身状態は良好で、嘔気はみられない。受診前の初期対応として催吐が禁忌になるのはどれか。
- ⑴ 灯油吐かせると気道に入り、重い化学性肺炎を起こします。
- ⑵ たばこ状況に応じて、催吐が検討されることがあります。
- ⑶ 向精神薬状況によっては、催吐が行われることもあります。
- ⑷ アルコール飲料誤飲量によっては、催吐が検討されることがあります。
解説
正解は⑴です。灯油などの石油製品は、吐かせると気道に入って重い化学性肺炎を起こすため催吐は禁忌です。同じ理由で漂白剤や洗浄剤などの強酸・強アルカリも吐かせてはいけません。たばこや向精神薬、アルコール飲料は、状況に応じて催吐が検討されることがあり、まずは中毒110番などに相談するよう伝えます。何を飲み込んだかを確かめ、専門機関の指示に従うことが基本の対応になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成