分娩第1期の母体内の胎児の図を示す。図の状態はどれか。
分娩第1期の母体内の胎児の図を示す。図の状態はどれか。
- ⑴ 正軸進入矢状縫合が骨盤の中央にある状態で、傾きはありません。
- ⑵ 低在横定位骨盤の低い位置で矢状縫合が横向きに留まる状態です。
- ⑶ 高在縦定位骨盤の高い位置で矢状縫合が縦向きに留まる状態です。
- ⑷ 前在頭頂骨進入矢状縫合が仙骨側に寄り、前在頭頂骨から進入する状態です。
- ⑸ 後在頭頂骨進入矢状縫合が恥骨側に寄り、後在頭頂骨から進入しています。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。後在頭頂骨進入は、児頭が骨盤入口に対して傾き、矢状縫合が恥骨結合側に寄って、仙骨側にある後在頭頂骨から先に進入する状態をいいます。図ではこの傾きがみられます。正軸進入は矢状縫合が骨盤の中央にある状態、低在横定位や高在縦定位は矢状縫合の向きが回旋しないまま留まる状態を指します。傾きのある進入は分娩の進行を妨げることがあり、経過の観察が欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成