出生直後の新生児の血糖維持の機序において、最も早期に効果が発現するホルモンはどれ…
出生直後の新生児の血糖維持の機序において、最も早期に効果が発現するホルモンはどれか。
- ⑴ グルカゴン肝臓のグリコーゲンを分解し、最も早く血糖を保ちます。
- ⑵ カテコラミン早期に働きますが、血糖維持の中心ではありません。
- ⑶ コルチゾール糖新生を支えますが、効果が現れるのは遅れます。
- ⑷ 成長ホルモン代謝を支えるホルモンで、即効性はありません。
- ⑸ 甲状腺ホルモン全身の代謝に関わりますが、血糖維持の即効性はありません。
解説
正解は⑴です。出生して臍帯が切られると糖の供給が絶たれ、血糖が下がり始めます。これに最も早く応えるのがグルカゴンで、肝臓のグリコーゲンを分解して血糖を保ちます。カテコラミンも早期に働きますが中心はグルカゴンであり、コルチゾールや成長ホルモン、甲状腺ホルモンはより遅れて糖新生や代謝を支えます。糖の蓄えが乏しい低出生体重児では働きが追いつかず、低血糖を起こしやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成