A さん(26 歳、初産婦)。妊娠39 週6日で2,850 g の女児を正常分娩…
A さん(26 歳、初産婦)。妊娠39 週6日で2,850 g の女児を正常分娩した。本日産褥2日、助産師が訪室すると、A さんが児に布団をかけずに寝かせていた。児の検温をすると36.4 ℃で、手足にやや冷感を認めた。助産師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 母児同室を一時中断する。異常はなく、母児同室を中断する理由がありません。
- ⑵ 育児のパンフレットを渡す。資料を渡すだけでは、目の前の疑問に応えられません。
- ⑶ 頻回に児の体温計測を行うよう指導する。頻回の検温を課すと、かえって母親の不安を強めます。
- ⑷ 一緒に児の手足を触りながら冷感について説明する。一緒に触れながら伝えることで、不安を和らげられます。
解説
正解は⑷です。体温は36.4℃と保たれており、新生児の手足はもともと末梢循環が未熟で冷たく感じられるものです。母親と一緒に児に触れながらその理由を伝えることで、不安を和らげつつ保温の方法も自然に伝えられます。同室の中断や検温の指示はかえって不安を強め、パンフレットを渡すだけでは今の疑問に応えられません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成