A さん(33 歳、経産婦)。夫と長男(3歳)との3人暮らし。妊娠24 週2日の…
A さん(33 歳、経産婦)。夫と長男(3歳)との3人暮らし。妊娠24 週2日の妊婦健康診査で来院した。妊娠経過は順調である。診察時、助産師に「前回の出産は1人で長い時間陣痛に耐えて痛くてつらかったです。夫は仕事で出産後に病院に到着しました。今回の付き添いも夫と話したけど、難しそうです。また同じ思いをするのかと思うと、不安です」と話す。A さんへの対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 経産婦の平均分娩所要時間を説明する。平均の説明では、Aさんの不安に応えたことになりません。
- ⑵ 硬膜外麻酔分娩について情報提供する。希望を聴く前に特定の方法を示すのは、順序が逆になります。
- ⑶ 子どもの立会い出産を検討するよう促す。3歳の子どもの立ち会いは、現実的な提案とは言えません。
- ⑷ A さんが希望するケアについて話し合う。希望を言葉にしてもらうことで、具体的な準備ができます。
解説
正解は⑷です。Aさんは前回のつらい体験から不安を抱えており、今回どのように支えてほしいかを一緒に考えることが支援になります。希望を言葉にしてもらうことで、助産師が付き添う方法や産痛緩和の工夫など具体的な準備ができます。平均所要時間の説明や麻酔分娩の情報提供、子どもの立ち会いの提案は、本人の思いを聴く前の対応としては適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成