妊娠による性器の変化で正しいのはどれか。
妊娠による性器の変化で正しいのはどれか。
- ⑴ 初期に卵巣は腫大する。妊娠黄体が発達するため、妊娠初期に卵巣が腫大します。
- ⑵ 腟内の乳酸の産生が減少する。乳酸の産生は増加し、腟の自浄作用が高まります。
- ⑶ 子宮頸部は体部より早期に軟化する。先に軟化が始まるのは、子宮頸部ではなく峡部です。
- ⑷ 子宮壁の厚さは妊娠末期に最大となる。子宮壁は末期には引き伸ばされ、かえって薄くなります。
解説
正解は⑴です。妊娠初期は妊娠黄体が発達するため卵巣が腫大し、妊娠12週ころまで続きます。腟では上皮のグリコーゲンが増えて乳酸の産生が増加し、自浄作用が高まります。軟化が早く始まるのは頸部ではなく峡部で、子宮壁は妊娠中期に厚く、末期には引き伸ばされて薄くなっていきます。妊娠に伴う性器の変化は時期ごとに異なるため、どの時期に何が起こるかを整理して覚えましょう。腟の自浄作用が高まることも、感染を防ぐうえで重要な変化になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成