A さん(17 歳、高校生)。母親とともに月経前症候群の相談で産婦人科を受診した…
A さん(17 歳、高校生)。母親とともに月経前症候群の相談で産婦人科を受診した。月経周期は30 日型で規則的で、月経痛がある時は市販の痛み止めを時々服用している。医師の診察では子宮、卵巣に形態的異常はなかった。A さんは「月経前の数日間は、いつもイライラして憂鬱な感じがある。授業に集中できず、担任の先生にしばしば注意を受けてしまい、困っている」と助産師に話した。A さんへの助産師の助言で適切なのはどれか。
- ⑴ 「低用量ピルによる治療の選択肢があります」排卵を抑えることで、症状を和らげる治療になります。
- ⑵ 「月経開始前から痛み止めを使いましょう」痛み止めは月経痛への対処で、精神症状には効きません。
- ⑶ 「月経前は学校を休むようにしましょう」学業への影響を避けたいという訴えに応えていません。
- ⑷ 「月経前の症状は自然に治ります」根拠がなく、困っている訴えへの答えになりません。
解説
正解は⑴です。月経前症候群で日常生活に支障が出ている場合は、低用量ピルによって排卵を抑え症状を和らげる治療が選択肢になります。17歳でも使用でき、母親と一緒に医師と相談できる状況です。痛み止めは月経痛への対処であり、学校を休むよう勧めることや自然に治ると伝えることは、相談への答えになりません。症状の記録をつけてもらうと、治療の効果も確かめやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成