胎児期の免疫反応が出生後の発症の要因となる疾患はどれか。
胎児期の免疫反応が出生後の発症の要因となる疾患はどれか。
- ⑴ 仮性メレナ分娩時に飲み込んだ母体血によるもので、免疫とは無関係です。
- ⑵ 先天緑内障眼の形成異常によるもので、免疫反応は関与しません。
- ⑶ 慢性肺疾患子宮内の炎症に対する胎児の免疫反応が発症に関わります。
- ⑷ 未熟児貧血造血能の未熟さと採血による喪失が主な原因です。
解説
正解は⑶です。慢性肺疾患は、子宮内の炎症や感染に対する胎児の免疫反応によってサイトカインが産生され、肺の発育が妨げられることが発症の一因とされています。仮性メレナは分娩時に飲み込んだ母体血によるもの、先天緑内障は眼の形成異常、未熟児貧血は造血能の未熟さと採血による喪失が原因になります。早産児の慢性肺疾患は、人工呼吸や酸素投与の影響も重なって生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成