A さん(17 歳、女子)。11 歳で初経が発来して以降、28 日型の順調な月経…
A さん(17 歳、女子)。11 歳で初経が発来して以降、28 日型の順調な月経周期であったが、4か月前から無月経となったため、思春期外来を受診した。A さんには性交渉の経験はない。頭痛や視野異常の訴えはない。助産師が行う対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 有酸素運動を勧める。体重減少が原因であれば、かえって逆効果になります。
- ⑵ 体重の変動について聞く。体重減少性無月経を見極めるための、重要な情報です。
- ⑶ 精神的ストレスの程度を確認する。ストレスによる視床下部性無月経を見極められます。
- ⑷ 直ちに低用量ピルの内服を勧める。原因を確かめないまま、薬を勧めることはできません。
- ⑸ 基礎体温は朝トイレに行ってから測定するよう説明する。基礎体温は、起床直後に床の中で測定します。
解説
正解は⑵と⑶です。17歳の続発性無月経では、体重の減少や増加、強いストレスによる視床下部性の無月経が最も多いため、体重の変動とストレスの程度を確かめることが出発点になります。有酸素運動の勧めは体重減少性であれば逆効果、原因を確かめないまま低用量ピルを勧めることも適切ではありません。原因が分かれば、生活の見直しや治療につなげることができます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成