正常な胎児において妊娠11 週の胎児超音波検査で認められるのはどれか。
正常な胎児において妊娠11 週の胎児超音波検査で認められるのはどれか。
- ⑴ 口蓋裂口蓋裂は、形態異常として扱われる所見です。
- ⑵ 腹壁破裂腹壁破裂は、臍帯とは別の場所から腸が出る異常です。
- ⑶ 全前脳胞症全前脳胞症は、重い脳の形態異常です。
- ⑷ 脊髄髄膜瘤脊髄髄膜瘤は、神経管閉鎖障害による異常です。
- ⑸ 臍帯ヘルニア妊娠12週ころまでにみられる、生理的な所見です。
解説
正解は⑸です。妊娠8週から11週ころまでは、中腸が急速に伸びて臍帯の中へ出る生理的臍帯ヘルニアがみられ、妊娠12週ころまでに腹腔内へ戻ります。したがって妊娠11週で認めても正常です。口蓋裂や腹壁破裂、全前脳胞症、脊髄髄膜瘤は、いずれも異常として扱われる所見になります。妊娠初期の正常な所見を知っておくことが、異常を見分ける前提になります。腹壁破裂との区別は、臍帯との位置関係で判断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成