生後2 日の女児。在胎37 週2 日、体重2,800 g で出生。この日の体重は…
生後2 日の女児。在胎37 週2 日、体重2,800 g で出生。この日の体重は2,600 g。体温37.0 ℃、呼吸数48/分。排尿は8回/日、排便は2回/日。皮膚に黄染がみられ、血清総ビリルビンは16.0 mg/dL であった。授乳間隔は3、4時間ごとで、母乳の後に人工乳を1回20 mL 補足している。この児のアセスメントで正しいのはどれか。
- ⑴ 多呼吸である。呼吸数48回は、新生児として正常範囲です。
- ⑵ 哺乳量不足である。排泄も体重減少も範囲内で、不足とは言えません。
- ⑶ 排泄回数が少ない。排尿8回、排便2回は十分な回数です。
- ⑷ 高ビリルビン血症である。生後2日で16.0mg/dLは、治療を検討する高値です。
- ⑸ 体重減少率は生理的範囲を逸脱している。体重減少率は約7%で、生理的範囲にあたります。
解説
正解は⑷です。生後2日で血清総ビリルビン16.0mg/dLは光線療法の基準に近い高値であり、高ビリルビン血症と判断されます。呼吸数48回は正常範囲、排尿8回と排便2回も十分で、体重減少率は約7%と生理的範囲にあたります。哺乳量も不足しておらず、黄疸の経過を注意深く追っていく必要があります。光線療法の基準と照らし合わせ、医師に報告して経過を追っていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成