A さん(28 歳、女性)は妊娠初期の血液検査で早期の梅毒と診断された。このとき…
A さん(28 歳、女性)は妊娠初期の血液検査で早期の梅毒と診断された。このときのA さんへの梅毒に関する説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 「パートナーは検査の必要がありません」性感染症であり、パートナーにも検査が必要です。
- ⑵ 「テトラサイクリン系抗菌薬で治療を開始します」テトラサイクリン系は、妊娠中には用いません。
- ⑶ 「胎児への感染を防止することはできません」早期の治療により、感染を防げる可能性が高くなります。
- ⑷ 「分娩後に血液検査で赤ちゃんの先天感染の有無を確認します」治療後も感染の可能性があり、出生後に確かめます。
- ⑸ 「治療が終了しても母乳は与えられません」治療が終われば、母乳を与えることができます。
解説
正解は⑷です。母体を治療しても胎児に感染している可能性があるため、出生後に児の血液検査で先天梅毒の有無を確かめます。パートナーも検査と治療が必要で、妊娠中の治療にはペニシリン系抗菌薬を用います。治療によって胎児への感染は防げる可能性が高く、治療が終われば母乳を与えることもできます。治療の時期が早いほど、児への影響を小さくできることも伝えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成