疾患と合併症の組合せで誤っているのはどれか。
疾患と合併症の組合せで誤っているのはどれか。
- ⑴ 後天性血友病 ― 筋肉内出血正しい組合せです。後天性血友病では筋肉内や皮下の出血がみられます。
- ⑵ 本態性血小板血症 ― 脳梗塞正しい組合せです。本態性血小板血症では脳梗塞などの血栓症を合併します。
- ⑶ ビタミンK 欠乏症 ― 深部静脈血栓症誤った組合せです。ビタミンK欠乏症は出血傾向を来し、血栓症ではありません。
- ⑷ 抗リン脂質抗体症候群 ― 習慣流産正しい組合せです。抗リン脂質抗体症候群は習慣流産の原因となります。
- ⑸ 血栓性血小板減少性紫斑病 ― 急性腎障害正しい組合せです。TTPでは微小血栓により急性腎障害を合併します。
解説
正解は⑶です。ビタミンK欠乏症では、肝臓でのビタミンK依存性凝固因子(Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ)の活性化が障害されるため、PTが延長し出血傾向を来します。新生児の頭蓋内出血などが代表的で、血栓症である深部静脈血栓症は合併症として誤りです。後天性血友病は第Ⅷ因子インヒビターによる筋肉内・皮下出血、本態性血小板血症は脳梗塞などの血栓症、抗リン脂質抗体症候群は習慣流産、TTPは急性腎障害を来します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成