垂直感染しないのはどれか。
垂直感染しないのはどれか。
- ⑴ サイトメガロウイルスサイトメガロウイルスは経胎盤感染し、先天性CMV感染症を起こします。
- ⑵ ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉HIVは経胎盤、産道、母乳を介して垂直感染します。
- ⑶ Pneumocystis jiroveciiニューモシスチスは免疫不全者の肺炎の原因で、垂直感染はしません。
- ⑷ Streptococcus agalactiae(GBS)GBSは産道感染により新生児の敗血症や髄膜炎を起こします。
- ⑸ Toxoplasma gondiiトキソプラズマは経胎盤感染し、先天性トキソプラズマ症を起こします。
解説
正解は⑶です。垂直感染(母子感染)は、妊娠中の経胎盤感染、分娩時の産道感染、出生後の母乳感染などにより、母親から児へ病原体が伝播するものです。サイトメガロウイルスとトキソプラズマは経胎盤感染で先天性感染症を、HIVは経胎盤・産道・母乳感染を、B群レンサ球菌(GBS)は産道感染で新生児の敗血症や髄膜炎を起こします。一方、ニューモシスチス・イロベチイは主に免疫不全者に肺炎を起こす真菌で、垂直感染はしないとされます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成