体表からの触診で腫大を確認できないリンパ節はどれか。
体表からの触診で腫大を確認できないリンパ節はどれか。
- ⑴ 腋窩リンパ節腋窩リンパ節は腋窩の触診で腫大を確認できます。
- ⑵ 顎下リンパ節顎下リンパ節は下顎骨の内側で触知できます。
- ⑶ 頸部リンパ節頸部リンパ節は体表から触診で評価できます。
- ⑷ 肺門リンパ節肺門リンパ節は胸郭内にあり、体表からは触知できません。
- ⑸ 鎖骨上リンパ節鎖骨上リンパ節は鎖骨上窩で触知でき、悪性腫瘍の転移評価に重要です。
解説
正解は⑷です。肺門リンパ節は胸郭内の縦隔・肺門部に位置するため、体表から触診することはできず、腫大の評価には胸部X線写真やCTなどの画像検査が必要です。一方、腋窩、顎下、頸部、鎖骨上リンパ節は体表から触知でき、身体診察で大きさ、硬さ、圧痛、可動性を評価します。特に左鎖骨上リンパ節(Virchowリンパ節)の腫大は胃癌などの腹部悪性腫瘍の転移を示唆する重要な所見です。サルコイドーシスでは両側肺門リンパ節腫脹がみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成