放射線による外部被ばくの線量低減のために考慮する因子で誤っているのはどれか。
放射線による外部被ばくの線量低減のために考慮する因子で誤っているのはどれか。
- ⑴ 作業時間作業時間を短くすると被ばく線量が減り、外部被ばく低減の因子です。
- ⑵ 空間線量率被ばく線量は空間線量率と時間の積で決まり、考慮すべき因子です。
- ⑶ 遮蔽物の厚さ遮蔽物を厚くすると線量が減り、外部被ばく低減の因子です。
- ⑷ 放射線源との距離線量率は距離の2乗に反比例し、距離は外部被ばく低減の因子です。
- ⑸ N 95 マスクの着用N95マスクは吸入による内部被ばく対策で、外部被ばくは低減できません。
解説
正解は⑸です。外部被ばくの線量低減には、放射線防護の3原則である時間、距離、遮蔽が基本です。被ばく線量は空間線量率と作業時間の積で決まるため作業時間を短くし、線量率は線源からの距離の2乗に反比例するため距離をとり、鉛やコンクリートなどの遮蔽物を厚くします。N95マスクは放射性物質の吸入による内部被ばくの低減には役立ちますが、体外からのガンマ線などによる外部被ばくを減らす効果はありません。内部被ばくとの区別が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成