ソクマル医師

12 歳の男児。胸郭の変形を主訴に来院した。学校で着替えの際に友人に胸の形につい…

12 歳の男児。胸郭の変形を主訴に来院した。学校で着替えの際に友人に胸の形について指摘され、本人が気にしている。自覚症状はない。意識は清明。身長158cm、体重40 kg。体温36.6 ℃。脈拍60/分、整。血圧122/76mmHg。SpO2 96 %(room air)。胸部エックス線写真(別冊No. 3A)と胸部単純CT(別冊No. 3B)とを別に示す。身体所見としてみられるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。思春期の男児で、胸郭の変形を友人に指摘されています。胸部X線の側面像やCTでは胸骨が背側へ陥凹し、前胸壁がくぼんでいる所見を示すと考えられ、漏斗胸が最も考えられます。漏斗胸は最も頻度の高い胸郭変形で、男児に多く、成長期に進行することがあります。多くは無症状ですが、高度の場合は心肺圧迫や整容面での心理的負担から、Nuss法などの手術が行われます。胸骨が突出するのは鳩胸です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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