慢性腎臓病で正しいのはどれか。
慢性腎臓病で正しいのはどれか。
- ⑴ 喫煙は発症に関連しない。喫煙はCKDの発症と進行の危険因子です。
- ⑵ 年齢は発症に関連しない。加齢に伴いGFRが低下するため、年齢はCKDの重要な危険因子です。
- ⑶ 尿蛋白陽性が診断に必須である。GFR 60未満が3か月以上続けば、蛋白尿がなくてもCKDと診断されます。
- ⑷ 初期から自覚症状が現れることが多い。初期にはほとんど自覚症状がなく、進行してから症状が出ることが多いです。
- ⑸ 心血管疾患発症のリスクファクターである。CKDは心筋梗塞や脳卒中など心血管疾患発症の独立した危険因子です。
解説
正解は⑸です。慢性腎臓病(CKD)は、尿異常や画像・病理での腎障害の所見、またはGFR 60mL/分/1.73m²未満のいずれかが3か月以上続く状態と定義され、蛋白尿は必須ではありません。加齢、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などが発症の危険因子です。初期には自覚症状に乏しく、健診で発見されることが多い疾患です。CKDは末期腎不全だけでなく、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の重要な危険因子であることが知られています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成