精神症状と障害される精神機能の組合せで正しいのはどれか。
精神症状と障害される精神機能の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 恐怖 ― 思考恐怖は感情(情動)の障害で、思考の障害ではありません。
- ⑵ 無為 ― 意欲無為は意志や意欲が失われた状態で、意欲の障害に当たります。
- ⑶ 離人症 ― 発達離人症は自我意識の障害で、発達の障害ではありません。
- ⑷ 両価性 ― 自我両価性は感情や意志の障害として分類されます。
- ⑸ 学習障害 ― 知能学習障害は全般的知能の障害ではなく、特定の学習能力の障害です。
解説
正解は⑵です。無為とは、自発的に何かをしようとする意志や意欲が失われ、何もせずに過ごす状態で、意欲の障害に当たり、統合失調症の陰性症状としてみられます。恐怖は感情(情動)の障害、離人症は自分や外界に対する実感が失われる自我意識の障害です。両価性は同じ対象に対して相反する感情や意志を同時に抱くもので、感情や意志の障害に分類されます。学習障害は全般的な知能は正常で、読み書きや計算など特定の学習能力に困難がある神経発達症です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成