皮膚の構造や機能で正しいのはどれか。
皮膚の構造や機能で正しいのはどれか。
- ⑴ Merkel 細胞は免疫担当細胞である。Merkel細胞は触覚の受容に関わる細胞で、免疫担当細胞はLangerhans細胞です。
- ⑵ 皮脂の主成分はコレステロールである。皮脂の主成分はトリグリセリドやワックスエステル、スクアレンで、コレステロールではありません。
- ⑶ チロシナーゼはメラニン生成に必須である。チロシナーゼはチロシンからメラニンを合成する過程に必須の酵素です。
- ⑷ アポクリン汗腺の導管は表皮に直接開口する。アポクリン汗腺の導管は毛包に開口します。表皮に直接開口するのはエクリン汗腺です。
- ⑸ ヘミデスモソームは表皮細胞間の接着に関わる。ヘミデスモソームは基底細胞と基底膜の接着に関わり、細胞間接着はデスモソームが担います。
解説
正解は⑶です。メラニンはメラノサイト内で、チロシンからチロシナーゼの作用によってドーパ、ドーパキノンを経て合成されるため、チロシナーゼはメラニン生成に必須の酵素です。チロシナーゼ遺伝子の異常は眼皮膚白皮症の原因となります。Merkel細胞は触覚に関わる細胞で、免疫を担うのはLangerhans細胞です。皮脂の主成分はトリグリセリドやワックスエステル、スクアレンです。アポクリン汗腺は毛包に開口し、ヘミデスモソームは表皮と基底膜の接着に関わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成