ソクマル医師

72 歳の女性。健康診断で胸部異常陰影を指摘され来院した。2 年前から、毎年の健…

72 歳の女性。健康診断で胸部異常陰影を指摘され来院した。2 年前から、毎年の健康診断でも胸部エックス線写真で同様の類円形の結節を認めていたが増大傾向はない。自覚症状はない。胸部エックス線写真(別冊No. 4A)と胸部造影CT(別冊No. 4B、4C)を別に示す。最も考えられる疾患はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴です。自覚症状のない高齢女性に、2年以上大きさの変わらない境界明瞭な類円形の結節を認めており、良性腫瘍が考えられます。画像は本文から確認できませんが、肺過誤腫ではCTでポップコーン状の石灰化や脂肪成分を含むことが特徴で、造影効果は乏しいのが一般的です。肺過誤腫は肺の良性腫瘍で最も頻度が高く、増大が乏しければ経過観察とします。肺動静脈瘻では流入・流出血管が造影され、原発性肺癌や転移性肺腫瘍は増大傾向を示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成

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