大腿骨頭壊死症と関連が深い疾患はどれか。
大腿骨頭壊死症と関連が深い疾患はどれか。
- ⑴ 胃潰瘍胃潰瘍は大腿骨頭壊死症の危険因子ではありません。
- ⑵ 狭心症狭心症は大腿骨頭壊死症との関連は乏しいです。
- ⑶ 全身性エリテマトーデス〈SLE〉SLEではステロイド大量療法や疾患自体の血管障害により、大腿骨頭壊死症を合併しやすいです。
- ⑷ 糖尿病糖尿病は大腿骨頭壊死症の主要な危険因子とはされていません。
- ⑸ 肺結核肺結核は大腿骨頭壊死症との関連は乏しく、結核性股関節炎とは別の病態です。
解説
正解は⑶です。特発性大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭への血流が途絶して骨頭が壊死する疾患で、グルココルチコイドの大量投与とアルコールの多飲が二大危険因子とされています。全身性エリテマトーデスでは大量のステロイド治療を受けることが多く、さらに疾患自体の血管炎や抗リン脂質抗体による血流障害も関与するため、大腿骨頭壊死症との関連が深い疾患です。腎移植後なども同様にリスクが高く、MRIでの早期発見が重要です。他の選択肢との関連は乏しいです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成